たあたん最後の大劇場公演も千秋楽を翌日に控えた１２月２３日、さよならショーが開幕しました。たった２回きり、長い１７年の歩みがどこまで凝縮されて出てくるのか…ワクワクドキドキで見て参りました。『バビロン』の幕がいつものように下りると、緞帳前に英真なおき組長が登場され、たあたんのこれまでの歩みと、さよならショーの曲目の簡単な紹介。それから、花組・雪組でいっしょだったガイチ・とうこちゃんが呼ばれ、たあたんとのエピソードなどが紹介されます。ガイチは「研１で配属になったときから、何でもできるあこがれの上級生で、お化粧を直して貰って同期に泣かれたことがある」、とうこちゃんは「何でもできる人だと思ったけど、長い付き合いの間に、その裏にはすごい努力があることを知った」ようなことをおっしゃっていました。この３人のトーク、抱腹絶倒のおもしろさでした…これって「さよならショーの前説」なんやろか？なんて思ったくらいです。２人が退場されると、たあたんからのメッセージが読み上げられました。内容は…これは楽の報告に回します。ジュンコさんの「タータンが星組生だった期間はほんの短いものだったけれど、彼女は、明るくて楽しい星組のお稽古場を本当に大切にしてくれました」という言葉から、いよいよさよならショーが始まり始まり…のはずが、緞帳が上がると「T.Koju」と書かれた電飾の吊りものの下に、お稽古着の星組生たちが何人か。そしてテープで、お稽古場にやってくるいろんな声が流れます。それはまるで、私たちの出勤風景と何ら変わりのない世界…たあたんのさよならショーは、こんな風景から始まりました。…でも今日は速報なので、後は曲目と衣装の紹介だけに留めておきます。♪ 心のひとオスカル（『ベルサイユのばら2001』より）♪ チェコ国歌（『秋…冬への前奏曲』より）♪ モルダウ〜愛のプラハ（『プラハの春』より）♪ セ・ラムール（『セ・ラムール』より）♪ この恋は雲の涯まで（『この恋は雲の涯まで』より）♪ 愛の面影（『ベルサイユのばらフェルゼン編』より）♪ イーハトーブ夢の主題歌←すいません、曲名がわかりませんm(_ _)m byねったん♪ 愛 ＡＭＯＲＥ（『ミケランジェロ』より） byあきちゃん♪ アムール、それは（『華麗なる千拍子』より）♪ リリー・マルレーン（『ヴィンターガルテン』より） byそんちゃん♪ クライドのテーマ（『凍てついた明日』より）♪ ＢＬＵＥＳ ＲＥＱＵＩＥＭ（『凍てついた明日』より） byとうこちゃん＆退団者コーラス♪ Ｉ ｒｅｍｅｍｂｅｒ Ｙｏｕ（『ＬＥＴ’Ｓ ＪＡＺＺ』より）衣装は、「愛の面影」までがラインストーンのついた黒エンビ、「アムール、それは」が紫色のベルベット地の…記憶違いでなければ『ザッツ・レビュー』のときにみきちゃんが着ていらした衣装だと思います。それに、白のブラウスと黒いブーツ。「クライドのテーマ」は、かの三つ揃いによく似たスーツ（ストライプが別物でした）にソフト帽、最後は白の、見たことない衣装でした。エンビではないです。ジャンプスーツでもないしなあ。たあたんは１曲目でいきなり涙声だったので、背中（しか見えなかったんです、このとき^^;）に向かって「がんばれ！」と声なき叫びをかけました。でも、そのあとは快調でした。私はといえば、これまた快調に聞いていたのですが、「この曲が入ってたら、前奏聞いただけで泣くだろうな」と予想していた「ＢＬＵＥＳ ＲＥＱＵＩＥＭ」がやっぱりあったので（さすがオギー…）、タオルに顔当てて泣いてしまいました…(^^;;;;;)。カーテンコールでたあたんの挨拶があり「いよいよ明日１日です。最後まで見守って下さい。本日は本当に、ありがとうございました」とおっしゃっていました。さよならショーは２０分程度、と聞いていたのですが、最初の「前説」が約１５分、ショーは２５分くらいだったのかな。終演は６時５０分頃でした。ちなみにたあたんは、今日は８時４５分頃に、黒のコートに黒の帽子で、にこやかに帰られました。明日はいよいよ、クリスマス・イヴ…ぢゃなかった、千秋楽です。楽の報告もお楽しみに（でも、年内はちょっと苦しいと思いますので、お年玉にでもして下さい…）。