ひところの滅茶苦茶な寒さがちょいと落ち着いた１１月２２日、たあたんのさよなら公演となる大劇場公演が幕を開けました。今日は出待ちのあと、何故か？昨日解禁のボジョレーヌーボーをばしたたか飲んでしまったのと、我ながら情けないことに芝居でもショーでもかなーり泣いてしまったのとで(/_;)、何だか訳のわからん状態です。で、とりあえず速報だけで堪忍してくださいませm(_ _)m。本日の入りは８時５分。出は１９時５５分でした。髪の色は久々にかなり明るい感じ。芝居・ショーとも衣装は正統派で美しく、これぞ男役という極め付きの衣装＝黒エンビが、何と芝居でもショーでも登場します。両作品とも、ちょっと変わった作りです。好みとしては別れそうな感じ。でも、音楽・振付はいずれもかなり高度で、たあたんに対する愛情に溢れていて…何だかもうそれだけで、過去にこんなに泣いたことなかったのになあ、って思うくらい泣いてしまいました。泣いた、ってだけぢゃあんまりですので(^^;)、たあたんの初日挨拶を紹介します。「皆様、本日は初日をご覧いただきまして、まことにありがとうございました（拍手）。星組の香寿たつきです、と、挨拶をさせていただくのも、あと、４ヶ月程となりました。えー、退団発表してから、えー…あっという間に時が過ぎてしまって、今日何かこうして、初日が開いてしまったのが嘘のようで、ほんとに、今組長がおっしゃいましたように、退団するということが余り実感がありませんで、えー、あと１ヶ月なんだなと今日ちょっと思ったりすると、淋しさが、やっとこみ上げてきたりしました。えー、でも、今日ほんとに初日をこうやって無事に開けられて、改めて、星組のみんなの、えー、パワーを、すごい感じることができて、とっても幸せです。えー、みんなと共に、そして、応援してくださる専科のみなさんと共に、そして、えー、あたし以外の７名の退団者と共に、いい思い出を作って、クリスマス・イブには、元気に、えー、ここでまた、えー、こうしてお話ができるといいな、と思っております。えー、ほんとに今日はありがとうございました。１ヶ月間頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日は本当に、ありがとうございました（拍手）」。このあとカーテンコールが１回ありましたが、その時の挨拶はひとこと(^^;)。「１日１日を大切に頑張ります。本日は本当に、ありがとうございました」。芝居もショーも、最後にはさよならを意識した場面があります。芝居ではたあたんもボロボロ泣いておられました。私自身、初日からこんな調子では楽がコワイ、と思うくらいでした(T_T)。だけど、ショーの最後の景、大階段の真ん中で、すべての出演者に囲まれて晴れやかな笑顔を浮かべる黒エンビのたあたんを見ていたら、きっとこれでいいんだなと思えたりしました。舞台に降る雪すらも彼女を送るように思えた初日でした。明日も見て来ます。